チェコで中国のバラエティ番組の観覧に参加しました。
字面だけ見ても、ほんと意味わかりませんよね。
私も思う。間違いなくのっかってみたけど、ほんと意味わからない。
事の始まりは、スロヴァキアの首都ブラチスラヴァから
チェコの首都プラハへ電車で移動中のこと。
ブラチスラヴァでいい出会いがあったので
にこにこしながら鉄道旅を満喫してました。
一人のアジア人の女の子（仮称：中国ちゃん）が通路を行ったり来たり（多分トイレ）してるなと思っていたら、
通りすがりに、中国語で話しかけてきました。
あ、ごめんわかんないと。いうとすぐさま英語に。
「明日プラハで中国のテレビ番組の収録があると。それに行かない？」と
いい人そうだし、こんな機会ないし、まあ行ってもいいかな。くらい。
軽い。めっちゃ軽い。ご機嫌だとのっかりやすい。危ない。
翌日ブタペストで出会ったチェコの男の人（仮称：チェコ君）と再会する予定だったので
私「明日友達と会う予定なの～」
中国ちゃん「その子も一緒にきていいよ～」
私「じゃあその子に聞いてからにするよ～」
とその場で連絡先だけ交換しました。
この時間10分くらい。
で、まあチェコくんに聞いて「行く」っつったので、
翌日、待ち合わせして観覧場所に連れて行ってもらいました。
まさかのついた先、スタジアム……！
中国で人気のバラエティー番組らしく
ネット使えるところで調べたら、日本の衛星放送でも放映されていました。
「running man」というタイトルで、まあわかりやすくいうとVS嵐みたいな感じ。
ゲームで戦う。みたいな。
どうやら中国の方がその観覧に参加しようと思ったら、
海外の方を連れて行かないと入れないシステムでした。（多分）
チェコ語と流暢な英語と中国語にかこまれてよくわからないのに、
入る！入らない！チケットない！ある！のような
（みんなが自分勝手のあまり起こった）問題がありつつ、
まあ無事入場。
とりあえず入れたからよかったけど、
私を誘ってくれた中国ちゃんは泣いてました。
英語で慰めたわ……。もう……。
そしてこの時点でチェコ君とも知らぬ間におさらばしてた……。
ごめん……。
携帯を預けてスタジアムの中へ。
このころには中国ちゃんも、中国ちゃんの友達もMaxハイテンション。
「中国チームの応援の人は赤いTシャツ、チェコチーム（海外の人）は青いTシャツ」
ということだったのに、アジア人ということで、赤いTシャツ渡された。
あと応援グッズも。（帰りに中国ちゃんにあげた）
ただの観覧かと思いきや、
フィールドの中の椅子に座って、応援するやつでした。
しかも中国ちゃんに聞いたらスペシャル版だそうで、チェコの方々と中国の方々が戦うんだとよ。
全員知らん人やん……。
アナウンスはもちろん中国語のみ。
たまに中国ちゃんに通訳してもらったけど、中国人の熱量におののく日本人（私）
ほいで各チームごとにまとまって座るので、周り全員中国人という怖い席でした。
最初ビビりまくってた。
中国ちゃんが通訳してくれたり、会話してくれたりしたけど
全部英語なので、ビビってた。
このへんは日本のニュースの知識ですね。
今となっては全力で謝りたいです。
番組の収録がスタートしましたが、
いやぁ、あんなに私が盛り上がらないもんかね。ってくらい真顔でした。
まず見えないし、モニターも点数しか映らないし、
妙に１ゲームが長いし（後にYouTubeにあがっていたので見たら編集がまあ御上手だった）
人知らないし、言葉わからないし、怖いし、
中国の方は一人が椅子の上に立ったらどんどん立つし、
一人がトイレ行ったら、どんどん行くし、
一人が椅子を動かしたら……。で引いてました。
でもね！でもね！！
みんな立って（勝手に）移動して応援してる中、どうしようと思いながら座っていたら
中国ちゃんじゃない、別の全く知らない中国人の方が話しかけてきてくれて……
「ごめん日本人だから中国語わからない」っていうと
嫌な顔一つせず英語に変えてくれて、一緒に見に行こうよ！って、言ってくれました。
（一緒に移動した先では放置やったけどね！！！）
中国人の圧倒的パワーを感じた。
どんがらがっしゃん疲れたうえに
何もわからないまま誘ったにもかかわらず、
一緒にきてくれたチェコくんと携帯没収のため連絡が取れなかったので
とりあえず、チェコ君頼むから楽しんでいてくれ……！と願っていました。
まあ彼も、結局中には入ってなかったんだけどね……！
このやろう！取り越し苦労！
テレビ関係なので、ネタバレとかある？と思ったけど
YouTubeにあがってたからもういいかな～と。
以上
「中国人のお誘いにのっかってみたら、チェコで中国のバラエティ番組の観覧に参加した」
でした。
あ！そういえば観覧終わりに
でっかいサンドイッチもらったぞ……！
稀有！！！！
（追記）
youtubeのリンク貼ってます。
後半のスタジアムで対決したところにいたよ。
絵本『ゾウとイカとカエルとキリン』 作・絵 三岡有矢音
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