旅の話「憧れの夜行列車」について

チェコ 旅の話

夜行列車って憧れません?

小さいころおばあちゃんの家にあった漫画
「ドラえもん のび太と銀河超特急」を読んでからもうずっと憧れでした。

でも日本ではほぼない。

あっても高い。

いやぁ、乗りましたね。

チェコ→ポーランド間乗っちゃいました。

意気揚々とネットで予約して行きました。

私が寝たところは、3段ベッドの一番上。

同室が誰か当日にならないとわからないし

スリもあるんだって。
電車で事件とか、オリエント急行かよ。

 

一車両に一人車掌さんがいるし、

必ず部屋の内側からの鍵を閉めなきゃいけないのよ。

それでも起こるんだって。スリ

同室の人が中から鍵を開け、荷物を盗り、違う部屋の仲間に渡す。

なんて手順らしいです。

 

そんなことなかったけど。

ドキドキしたけど、そんなことなかった。

同じく初めて乗るスロバキア人の女性が同室でした。

つーかほんと、スリよりも

狭い、暑いで苦しかった。

私ちっちゃいんだけどねー(153㎝)

スリ対策で一番上のベッドにしたけど

(一番上で貴重品抱いて寝れば安心・安全度が増すから)

3段ベッドの一番上はかなり高いからはしごいるし、

でもベッドに座ると首をぐにーんとしないと座れない。

天井すぐそこ。

ぐにーんの状態で着替え、寝る準備、起きる準備、荷物の片づけ。

ぐにーん。

ほんで、ごっつ汗がでるほど暑い……。

さすがに走り出したら風が入るので暑さはましになった。

でもこの狭さ、もーつらい。

私の身長でこんなにつらいから、大きい人大変よ。

朝、車掌さんがドアノックで起こしてくれて、

サービスでもらえるマフィンとコーヒーを同室のお姉さんと食べました。

「狭いし、暑いけど、なんとか寝れた」というと

「部屋にあるハンガーが壁に当たってうるさくて寝れなかった」と。

繊細な人はやめた方がよいぞ。

もしくは個室にした方がよいぞ。

数日前にスロバキアに行っていたので

「スロバキア行ったよ」とお姉さんに言うと

「detail」と言われ、「ん?detail?」と思いましたが、

あ!なるほど!詳しくどこに行ったの?ってことか!と。

激しく「なるほど!」と。

そうやって 英単語を覚えていく方が向いているな。と思った。

 

めちゃくちゃ疲れた夜行列車だったけど、

乗りたかったし、とてもいい経験だったので

今度は誰かと部屋を一室貸し切って、また乗りたい。




 

絵本『ゾウとイカとカエルとキリン』 作・絵 三岡有矢音
全国の未来屋書店、アシーネさんで販売中。

未来屋書店&アシーネ 店頭在庫検索サービス
上記URLから各店舗の在庫をご確認いただけます。

詳しくは各店舗までお問い合わせください。

また私個人からの発送になりますがBaseからもご購入いただけます。
合わせてご利用ください。

 


SARUYAMA WORKS in SUZURI

SUZURIにてTシャツなどオリジナルグッズを販売しています。ぜひご覧ください。