あともうずっと眠たい。
時差ボケってことで、ずっと寝てたい。
しかし、そんなわけにもいかず
なんだかんだ行動しています。
さて、今日はワルシャワブックフェアの参加記録です。
イタリアで毎年開催されているボローニャブックフェア
(我が地元西宮市で毎年夏に展覧会も巡回してくるアレ)は超有名なのですが
ワルシャワブックフェアは日本で超有名じゃありません(三岡調べ)
私も調べるまで、そういうブックフェアがあることさえ知りませんでした。
規模もわからなけりゃ、チケットの買い方すらわからん。どんな感じかさっぱりわからん。
特に日本語でこのブックフェアを調べても、驚くほど情報が出てきませんでした。(三岡調べ)
なので、とりあえず行ってみた私が体験したことを、お伝えできればなと思います。
(時間と体調の都合上3時間くらいしか会場にいれなかったんですけどね)
ちなみにブックフェアとは、出版社、読者、作者が交流するところ、と私は解釈しています。
詳しい概要は調べないといけないので今はポーイ。
私が参加したのは18日から22日まである中の、18日のみ。
木曜日、ド平日。
持ち物は
・名刺
・『ゾウとイカとカエルとキリン』英語翻訳付き×10
・『Pupa and Beetle(サナギとカブトムシ)』(賞を受賞したもの)製本 英語で書いているので、ポーランド語の翻訳つき ×10
・『A Pair of Scissors and Glue(ハサミとノリ)』(新しく描いたもの)製本 英語で書いて
いるの、ポーランド語の翻訳付き ×10
・サナギとハサミの原画
わかりますね?
絵本30冊持っていきました。めっちゃ重かった。
さてさて、今回ご縁があってご紹介いただき、知り合ったポーランド在住の音楽家、ダリウスさんが通訳(ポーランド語⇔英語)として、ブックフェアについてきてくださることになっていました。
このダリウスさん、ありがたきお方。
出発する前も、私がGoogle先生を使ってポーランド語に直した絵本の文章を、チェックしてきれいなポーランド語に直してくれるというありがたきお方。
そんなありがたきダリウスさん。
14時ごろに車で私が泊まっていた場所まで迎えに来てくださった……。
そして会場までブォーーン。楽チンブォーーン。
チケットはネットでも購入することが可能でしたが
会場でも買えるということでしたので、駐車場に止めて会場の入り口へ。
会場国立競技場なので、でっかい。でっかい。
ちなみに検索してもチケットの買い方すらよくわからなかったので、インスタグラムで知り合ったポーランド人(仮名:ポーランちゃん)に聞きました。
まずは会場の地図があるパンフレットをもらって、行く出版社を狙い定める。
ダリウスさんが教えてくれた出版社と、ポーランちゃんがおすすめしてくれた出版社に目星を付ける。いざ出陣。
私珍しく少々緊張気味。
ダリウスさんにどうする?と聞かれ、最初はお願いします。と答える私。
とりあえずは通訳ではなく、全部話してもらうことに。
ここから出版社との対話の流れは以下の通りです。
1、ダリウスさんポーランド語で話しかける。
2、私の紹介をしてるっぽいところでポーランド語のあいさつをする。
3、途中「名刺」と言われれば名刺をだし、「絵本見てくれる」と言われれば絵本を渡し、「PDFつけてメールで送って」と言われれば、“メールする”とメモする。
4、ダリウスさんのお礼に続いて、お礼を言う。
5、終了。
結果、何もしてねえええええ。ニコニコしてるだけええええ。
ダリウスさんがどんな紹介をしてくれていたのかもわからない。(そしていまだに知らない)
ただ名刺をもくもくと集めていく。
小休止をはさみ、これじゃあいかんと、見守ってもらいながら自分でやってみる宣言をダリウスさんにする。
次の出版社へ
丁度ダリウスさんに仕事の電話が
ダリウスさん電話中に出版社の本をちろちろ見ながら、出版社っぽい人に近づく。
話しかける。
あ、英語喋れます?
私日本人で、絵本描いてて、これがそれで、見てもらえますか?
メール送ってですね?とりあえず名刺お渡しします。
名刺いただきます、ありがとうございます。
あ、よかったら、絵本そのままどうぞ。
結果、通訳のダリウスさんがいないところで、完結させる。
ダリウスさんに報告したら「Perfect!」と言っていただきました。
やったぜ~!
というわけで調子に乗り、めぼしいところが終わった後は、
気になるところにガンガン入り、話しかけ、名刺をもらう。
韓国の出版社の方ともお話ししたけど、ダリウスさんの意味!
いやでも、ほんっとうに心強かったです。
一人だといもくさってた可能性もあるよ……。
1社だけ、日本の企業さんのブースがあったので、そこも話しかけに行く。
そちらの方が後に教えてくださったのですが、21、22日の土日は人が多くて動けないほどの盛況ぶりだったそうです。
会場はグルーっと円を描くように、出版社などが並んでいて、
本屋さんで買うよりどこもお安くなるみたいで、私も1冊買ってみたら20%OFFでした。
1階は(どうでもいいですがEU、日本の1階が0と表記され、2階が1と表記されややこしい。この1階は日本の1階でよろしくどうぞ)
漫画や、おもちゃなどの販売もありました。
東京喰種のポーランド語版を見つけたぞ!
メイン会場の2階は、絵本や児童書など。もしかすると普通の小説もあったのかもしれませんが、わかりかねた。
サイン会や、ワークショップ、読み聞かせなどのイベントも、毎日かなりの回数行われているようでした。
そして道行く人が、たびたび仮装している。多分イベントスタッフの方だとは思うのだけど、ゆるっゆるの仮装。なりきる気のなさを感じました。
私たちは次の予定もあったので、17時ごろ足早に退散。
ダリウスさんに次の予定の場所へと送っていただきました。
私の滞在時間以上!!!!
翌日行くつもりだったので、
写真の少なさや、もっとじっくり見て回りたかった無念さがありますが
ワルシャワブックフェアはこんな感じでした。(三岡体験調べ)
ほとんどダリウスさんとのことしか書いていませんが、
質問があればお気軽に。わかる範囲でお答えします。
海外での初お仕事。
たくさんの方のご協力により、無事行くことができました。
たくさんの名刺と、少しだけお声かけ頂いたところもあります。
(この辺りは不確定要素がたくさんなので、また追々発表できるように頑張る所存)
あと何よりも収穫だったのは、私いけるな!できるな!というところかな。
英語ふわふわなのに、いけたわ。
でもこれもいつまで通じるかわからないので、英語上達頑張ります。
ダリウスさんが後のメールで
I’m sure more stuff will be happening in the world for You 🙂
Google先生「私はより多くのものがあなたのために世界で起こっていると確信しています:)」
って送ってきてくれて、本当にうれしかったので、その起こっているものを掴むために、
三岡ガンガン行きまーす!
↓以下写真↓
この日は空いてた。それでも小学生くらいの子どもの団体がいたなあ。
左後方に見えるのはスタジアムの椅子です。でっかいところでした。
ポーランちゃんおすすめの出版社”TAKO”
日本人の絵本作家、三浦太郎さんがこちらの出版社で出版されています。
ブースは両サイドにあります。ポーランド以外の出版社もあるよ。
なんかしていましたが、ポーランド語なので何もわからない。
そういえばたまにカメラクルーっぽい方もいた。
今回持って行った絵本たち。
前面の2冊は製本して持っていきましたが、この製本も手伝ってもらってようやくできました。
ありがたさ満点。
ちなみに2日目に配る用だった2冊が、結局配り切れなかったので持ち帰りましたが、
そのほかの8冊は全部配りました!
(内1セットは、後に会ったポーランちゃんの彼氏が『ゾウ~』を買ってくれたので、質問などのお礼も込めてプレゼントした)
ダリウスさんと私。今回ほんっとうにお世話になりました!!!
Thank you Dariusz!!!!
Let’s meet again someday! Absolutely!
(これ見てないと思うけど!)
絵本『ゾウとイカとカエルとキリン』 作・絵 三岡有矢音
全国の未来屋書店、アシーネさんで販売中。
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