長新太、について

日記

うっかり泣いてしまったのでその話を。
(といってもよく泣くが)

先日メリーゴーランンド京都に初めて行って
何か……何かほしいとさんざん悩んだ挙句

『絵本画家の日記・長新太』を買った。
何度も図書館で借りたのにちらっとだけ読んで返していた本。

今度こそ、と思い
読みました(まだ途中だけど)

長さんがPeeBooという雑誌で連載していたものだそうで、
絵日記です。

付属のDVDを見ました。
講演会の映像です。泣きました。

長さんがすでに亡くなっている悲しさとか
お会いしてみたかったなーとか

すごく怒りとか憤りを持っていたんだなーとか
私もいい絵本を描くぞーとか

全てがぐちゃっとなってわー!!と泣きました。
日記の中で赤羽末吉さんが亡くなった時

「低俗な絵本を描いているものが、かわりに100人死んで
赤羽さんが生きていてくれたらよかった」とありました。

「こんな考えはよくないこと」とも書いてありましたが
ほんとうにその通りだなと思います。

わー!!となって
すーっと引いていく気持ちのいい泣き方でした。

午前中イライラしてむなしかったのですが
それすらきれいさっぱり洗い流れました。

『キャベツくん』も『ごろごろにゃーん』も
大学生になってから読みました。最高でした。

私がこどものころに何度も読んだ長さんの絵本は
『なんじゃもんじゃはかせのおべんとう』と『ゴムあたまポンたろう』です。

最高でした。
最高でした。

私はこどもがすきだから
絵本を描いているわけではなくて

絵本が好きだから
絵本を描いています。

ナンセンスの絵本が大好きで、
ナンセンスの絵本を描いています。

絵の勉強も絵本の勉強も
もっと頑張ろうと思いましたとさ。




 

絵本『ゾウとイカとカエルとキリン』 作・絵 三岡有矢音
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