イルカ、について

日記

先日購入した近藤聡乃さんの
『近藤聡乃エッセイ集 不思議というには地味な話』の中で

イルカが気持ち悪い、というお話がありました。
わかる。すごいわかる。

一般的にイルカは可愛いものとされている(ように思う)のですが
可愛くありません。

私は気持ち悪いうえに怖いです。
イルカ。

あの大きさで、堅そうな体で
私たちが息ができない水の中で、もうスピードで泳いでる。

ぶるっ。
もともと広い水の中にポツンという状況や(ボートなど)

水の上にいる状況でプラスチックが動くものがとても怖く、
USJのジュラシックパークは落ちる瞬間より草食エリアのほうが怖いです。

意識して急激に怖くなったのはここ最近ですが、
そういえばこどものころにも怖がっていたことを思い出しました。

今はなき、宝塚ファミリーランドに連れて行ってもらった時
イッツ・ア・スモールワールドの(ような)乗り物がありました。

ボートに乗りながら各国々の衣装をまとった人形が動いていて
ゆったりとしたスピードで動く。

ボートの下にはうっすらと水があります。
その人形のあたりは平気だったのですが

緩やかな曲がり角の一部分に布で
仕切られた所がありました。

その中はジャングルを見立てたところで
人形のところで流れていた音楽はなくなり

響くのは動物の鳴き声。
鳥もサルも叫び動くプラスチック。

水面下からゆっくり上がってくるカバ。
めっちゃ怖い。

このジャングルゾーンは一瞬で終わるのですが
異常にびくびくした記憶があります。

一連の恐怖は逃げ場がないから、だと思われます。
同じ理由でジョーズは最悪です(それでも乗るが)

以前ある人にイルカが怖いという話をしたら
前世で小さいお魚さんだったころにパクっと食べれちゃったんだね。

と言われ、妙に納得したことがあります。
ちなみにイルカだけでなく

アシカ、クジラ、ジュゴン等も同様の理由で怖いです。
ただジンベエザメは平気なので

ぺたっとしていれば問題ないのかもしれません。

 

 




 

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