旅の話「ウィーンの道端でお腹を壊した話」について

オーストリア 旅の話

それは突然起こりました。
「あれ?痛いかな?」と。

時系列は以前あげたブログ
海外小話「馬にまぎれて」について、のすぐ後です。

次の予定の時間まで余裕があるし、
でも遠いところへ観光に行く気力はないし、
通ったことがある道から
迷わない程度に少しはずれてみようかな~

な時。

「あれ?痛いかな?」と思ってから、
痛くなくなることはたった一度もないのに、

無視して気のせいにしようとするアレはなんなんですかね。
毎度します。
自分の可能性に賭けがち。

痛かったです。
腹痛百戦錬磨な私はすぐに「下痢」だなと……。

日本のようにコンビニがたくさんあってすぐに借りれるということはないし、
頭の中フル回転。

とりあえず美術館方面に行けば……中にはトイレがきっとある。
最悪お金を払って入館さえすれば……!と。

幸い私がいた場所はTHE観光地で
美術館などの見て入れるところはたくさんありました。

しかし無駄に広い道。
建物は見えているのに一向につかない……。

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芝生の広場を抜け足早に向かうと、
「あれ? 公衆トイレじゃね?」と。

桑原和夫並みの「かみさまーーーーーーーー」です。

公衆トイレは有料なので小銭をいれなきゃならんのですが、
小銭どれが何円なのか見てる場合じゃない。
で、とりあえず入れる。
開かない。

ミスってコインをいれても、返してくれません。
多めに入れてもおつりがない上に開かない。
ただの没収。

もう必死です。
目の前にあるのに、入れない辛さ。

なんとか違うコインを入れて開いたと思えば、

あれ?っと。

壁一面小便器がある。
つーか仕切りねぇし、日本みたいに個別になってねぇし、
壁……。

と、ともに襲い掛かる絶望。
これ、まさかの小便器(しかも男用)しかないの?

と、一瞬でたくさんのことを考えましたが、
反対側に女性用のトイレがありました。
事なきを得ました。

女性用はおばちゃんにお金を渡すシステムでしたが、
おつりくれたし(早くしてよ死ぬ)
トイレットペーパーあったので、最高でした。

 

あの時男用トイレに誰も入っていなくて本当によかったです。




 

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